ジェントルマンズジャーナル

海外のホテルで仕事することになったのでアレ食ったとかコレ食ったとか書くためのブログです。

餃子の王将の餃子と元気の出るドリンク

餃子の王将で餃子を4人前お持ち帰りして元気の出るドリンク(ビール)をもらったので最強の組み合わせでいただきました。

「コレ、最強の組み合わせでしょ!?」と台湾人に言うとけっこうシーンとしたどう答えようもないような雰囲気が流れてきて、「餃子には牛乳でしょ!」とあえて場の空気を崩すことを言う人もいました。

中華文化圏では餃子は主食でビールのつまみではないということでしょうか。ハンバーガーとかサンドウィッチを食べながら「最強の組み合わせっしょ!」と言っているバカに見えるのかもしれません。

今日は新潟には帰れなかったので、クレジットカードのポイントがたくさんあったので電子書籍をポイントでいくつか買いました。こういうときの基準は「金だしてまで読みたくないけど、ちょっと読んでみたい本」です。

最初の一冊はこちら。

 キモオタのおっさんが人工知能のOSに恋をする映画「her」を見てから人工知能に興味が沸きました。今は「20年くらい先にこういうことが実現できるといいな」と人工知能技術者が思っていることが半年後には実現できていたりと、急激なスピードでSFの世界に突入しています。

オックスフォード大学が発表した「10年後に消える仕事」として「ホテルのフロントの仕事」が17番目に入っています。実際にはそういった技術を導入する膨大なコストがかかるし、フロントの仕事は実際にお客さんがホテルで人と接するのはフロントでの数十秒で、その数十秒がホテルの印象をすべて変える「真実の瞬間」とも言われているので、「巡るサービス」という本でまとめられているような茨城のホテルグリーンコアのような感じになることが求められていくかもしれません。まあ、その「真実の瞬間」ですら人工知能の方が上手になっているという可能性も大きいですが。

 まあ、フロントの仕事だけでなく、他の間接部門の仕事などは下記の記事のように人工知能を使わずとも最近は自動で代行してくれるようなクラウドサービスも多いのでなくなっていきそうというより、なくそうと思ってある程度コンピュータリテラシーがあれば「真実の瞬間」がない分だけけっこう簡単になくせそうです。

business.nikkeibp.co.jp

巡るサービス―なぜ地方の小さなビジネスホテルが高稼働繁盛ホテルになったのか

巡るサービス―なぜ地方の小さなビジネスホテルが高稼働繁盛ホテルになったのか

 

 私が密かに人工知能に期待を寄せているのは人間の手じゃないとダメと言ういわゆる「職人の仕事」で、農業とかモノづくりです。

農業の大部分は機械化されていますが、たとえば大根とかは左回りに回転させながら折れないように抜いたりするのでまだ機械がなく、あるかもしれないけど高額なので人の仕事だし、里芋とかも機械で掘り起こしているけど、土を落としてかき集めるのは人間の仕事で、キャベツ畑も巨大な機械が進んだあとに人が這いつくばりながらなんかやっているのをテレビで見たことがあります。

こういうのが自ら学習できる人工知能つきロボットとかがやれるようになったり、あと今の農業が機械化されているとはいえ、天候とかの判断は人間の経験だとかカンで結構長年の経験がいるけど、人工知能とかだと過去データから短時間で何十年何百年分の学習ができるので、田んぼとかでも水を入れるタイミングとか乾かすタイミング、有機農業だったら草をはやさないようにする水の量とか、稲ではなく草だけとりのぞくルンバみたいな機械もすぐできそうです。

モノづくりで言えば、工場見学とかに行ったり、テレビで工場紹介の番組とか見ていると、人間じゃないとできない仕事とか人間の方がコストが安い仕事を「職人」と呼んでいるのに大変違和感があり、「職人」という言葉を貶めているような感じがします。

包丁の工場とかでは、仕上げの研ぎや磨きの部分は人間の感覚じゃないとダメだといっていたりしますが、それは今の機械が一定のことしかできないからで、人工知能と呼ばれるものですらない機械学習のコンピュータをつなげただけでどんな職人技でつくられた包丁以上のものができそうです。

燕の誇る1枚の銅板をたたいて伸ばしてヤカンとか鍋を作る鎚起銅器というものでさえ、機械で作ろうと思ったら今までは何工程にもわけた金型とかで打っていかなければならなかったし味もなかったと思いましたが、機械学習のコンピュータ搭載の叩きロボットで人間の感覚でしかできなかったところができるようになりそうです。

「人間の職人がひとつひとつ作ったから価値があるんだ」という意見もあるでしょうが、人間が作ったものと比較できないくらい機能が良く、美しく味のあるものができたときにどう評価されるか。

今までは、「私がつくりました」という真剣に作っている姿の写真とか、作っている想いだとか、どれだけの修行を経てきたかというストーリーとセットで価値がでていたものが、今度は「IBMのワトソンが鎚起銅器を」とかいうのが評判になり、どの人工知能が作ったのかがブランドになるような時代になるかもしれません。